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資料作成代行サービスの料金相場やメリット・デメリットも徹底解説!

資料作成代行サービスの料金相場やメリット・デメリットも徹底解説!

「大事なプレゼン用があるけど、資料作成に自信がない」
「もっとデザインに凝りたいけど、時間がない」

このようにパワーポイント資料作成に関して、お悩みではありませんか?

昨今では、法人個人を問わず、パワーポイント資料の作成を外注するケースが増えてきているようです。
この記事では、パワーポイント資料作成代行サービスの選び方やメリット・デメリット、オススメの代行サービスをご紹介していきます。

資料作成代行サービスを選ぶポイント

資料の制作実績をチェックする

まずは、過去に制作したパワーポイント資料の実績を確認しましょう。代行サービスにより、デザインスキルやセンスも千差万別です。発注前に確認しておけば、納品物のイメージもつきやすく、実際のスキルレベルを確認することができます。

特にパワーポイント資料のデザインに関して、細かい部分が気になる方や社内ルールが決まっている場合などは、事前に伝えておかないと修正の手間やコストが発生してしまうことになりますので、十分注意しましょう。

依頼する範囲を決めて料金を確認する

資料作成は、大まかに「企画構成」と「ページ制作」の2つに作業工程が分かれております。両方とも依頼することもできますし、ページ制作だけを依頼することも可能です。ただし、企画構成から依頼する場合、追加で企画構成費が発生してしまいます。

外注用の予算が決まっている場合は、企画構成を自社で行うのか、企画構成から外注するのかを事前に決めてから、発注しましょう。

オプションメニューのバリエーションや料金も確認する

資料作成代行サービスで、資料のクオリティをあげるオプションメニューを別途用意していることがほとんどです。

<オプションメニュー>
・原稿作成
・画像素材の用意
・原稿素材のリライト
・オリジナルデザインテンプレートの使用
・アニメーションやグラフの作成

原稿から丸投げすることもできますので、グラフやイラストを使ってわかりやすい資料を作成したい場合などは、オプションメニューを検討してみましょう。

発注から納品までの納期を確認する

例えば、プレゼンで使う資料を外注したい場合などは、プレゼン日時が決まっていますので、期日までに納品してもらうことが絶対条件になります。外注先のスキルや料金で決めてしまっても、納期までに間に合わなければ本末転倒ですので、しっかり納期までに納品してもらえる外注先を選びましょう。

特に人気のサービスほど案件が立て込んでいて、短期間での納品が難しい場合もありますので、納期までに余裕を持って依頼をしたほうが良いでしょう。

資料作成代行のメリット・デメリット

資料作成代行サービスの利用で考えられるメリット・デメリットは次のようになります。

【メリット】
①コア業務に専念できる時間を作れる
②クオリティの高い資料ができる
③企画構成から依頼することもできる

【デメリット】
①資料作成スキルが向上しない
②情報漏洩のリスクがある
③外注費が発生する

メリット

資料作成代行サービスを利用しえt企業が得られる代表的なメリットは以下の3つです。

コア業務に専念できる時間を作れる

資料作成は、企画構成を作り、原稿を考え、グラフを作成してととにかく手間と時間がかかります。細かいデザインに凝り始めると、満足のいく資料になるまで気づいたら膨大な時間がかかってしまって大事な業務に手が回らなかったということも一度は経験があるのではないでしょうか。

資料作成も大事な業務ではありますが、生産性の低い業務に従事するよりも、資料作成を外注して、コア業務に集中する時間を作るほうを優先度が高いでしょう。

クオリティの高い資料ができる

プレゼンの成否には、パワーポイント資料のクオリティも大きな要因の一つです。ただグラフや文字をならべただけの資料では伝えたいことを伝えることはできません。伝えたいことをわかりやすく資料に盛り込むことは、一定のスキルとセンスが必要ですので、資料作成のプロに外注することで、自分では作れないようなわかりやすいデザインの資料を作成してくれるでしょう。

さらに昨今のコロナの影響で、オンライン上での資料説明の機会も増えてまいりました。オンラインでは熱量やニュアンスが伝わりづらいこともあり、対面よりも難しいためこれまでよりも成果につながる資料作りが現場で求められてくることでしょう。

企画構成から依頼することもできる

資料作成では最初の構成作りですべて決まると言われています。構成作りをしないまま、パワーポイントを開いても、資料全体の流れや目的が固まらず、結局言いたいことが伝わらないといったことになりかねません。

構成は資料の流れを決めて、各ページで何を伝えたいのかを決める時間のかかる作業ですので、お急ぎの場合には、企画構成から任せられる代行サービスは強い味方になることでしょう。

デメリット

資料作成代行サービスを利用する場合は以下3点のようなデメリットも踏まえた上で検討する必要があります。

資料作成スキルが向上しない

パワーポイント作成スキルは社会人の必須スキルです。一度も資料作成を行わないうちから、外注してしまうと、自分で手を動かさなくてはいけない場面になった時に、大変なことになってしまうでしょう。

そのため、ある程度の資料作成経験を積んだ上で、アウトソーシングを検討するべきです。資料作成は時間がかかり、コア業務に従事する時間を阻害する業務ではありますが、必ず身につけておかなければならないスキルのため、外注するタイミングや頻度は検討するべきでしょう。

情報漏洩のリスクがある

アウトソーシングサービスを依頼する上で、避けては通れないのが情報漏洩のリスクです。社内の情報を外部に共有するため、どうしても外注先から情報が漏れるリスクはゼロではありません。

社外に見せる資料であれば共有する情報に過敏になることはありませんが、社内にしか共有しない資料の場合、社外秘の情報を盛り込むこともあるでしょう。万が一、情報が漏れてしまった場合のために、外注先と情報管理に関する秘密保持契約を結ぶことを忘れないようにしましょう。

外注費が発生する

外注した場合、クオリティの高い資料が作成できる反面、当然外注費が発生します。特に資料作成は規定の修正回数を越えれば、別途修正費も発生しますし、グラフやアニメーションを挿入して当初の見積もりよりも高くなってしまったということもありうるでしょう。

先行投資をすることで、どの程度のメリットがあるかを判断した上でアウトソーシングを利用しましょう。

資料作成代行サービスの費用相場・納期

代行会社に依頼する場合

費用相場

一般的には、制作するページ枚数×1ページの制作料金という計算になります。各サービスにより、多少の違いはありますが、だいたい1ページ5,000〜15,000円前後の価格帯です。

また、原稿の作成から依頼するのかどうかで金額も変わってくるでしょう。代行サービスによって最低発注枚数が設定されているサービスもありますので、注意しましょう。

以下は、オプションメニューの一例です。

・企画構成30,000円〜50,000円
・原稿・画像素材の手配5,000〜10,000円
・イラスト・グラフ・アニメーション制作5,000〜10,000円

納期

制作するページ数や修正回数により納期は変わりますが、どのサービスも20ページ程度で発注からだいたい10〜14日前後は必要なようです。資料作成は時間のかかる作業ですので、なるべく余裕を持って依頼をしましょう。

クラウドソーシングに依頼する場合

費用相場

ワーカーへの依頼は固定報酬制と時間変動制のどちらかで依頼することが可能です。時間単価で依頼する場合、1,000〜5,000円/時で依頼ができるワーカーが多いようです。個人への発注のため、予算に対しても柔軟に対応してもらうことができますので、安く依頼したい場合はクラウドソーシングがおすすめです。

納期

クラウドソーシングのマッチングサイトで、案件を登録する場合、納品希望日も登録することができます。その条件をクリアできるフリーランスだけ応募してくれますが、応募をしたフリーランスのスキルが高いかどうかは不明のため、必ず実績を確認しましょう。

資料作成代行のおすすめサービス5選

代行会社に依頼する場合

オールタスク

オールタスクは資料作成だけではなく、経理や人事、営業事務などの時間と手間ののかかるノンコア業務を外注できる月額制のオンラインアシスタントサービスです。

【特徴】
・資料作成だけでなく、ノンコア業務全般を月額固定費で外注できる。
・月額5万、8万円、12万円など業務量に応じたわかりやすい料金プラン。
・100社以上の導入実績があるので、納品物のクオリティも安心。

【料金プラン】

オリファイ

オリファイは株式会社オリファイが運営するプレゼン資料作成代行サービスです。

・日本でただ一人のマイクロソフトMVP受賞者が資料を作成。
・代表がプレゼンに関する本を出版するほどの第一人者。
・様々なメディア、専門誌からの取材実績多数。

【料金プラン】
1ページ制作費:8,000円〜
企画構成費:50,000円〜
アニメーション制作費:3,000円〜
特急料金:30,000円〜

※最低発注金額は100,000円からになります。

ドキュメントプラス

ドキュメントプラスは愛知県名古屋市に本社を置くパワーポイント資料作成代行サービスです。

・個人から上場企業まで年間150社以上の取引実績。
・最低発注金額もなく、1ページの制作費2,500円〜と低価格。
・無制限で修正可能。

【料金プラン】
1ページ制作費:2,500円〜
企画構成費:不可
アニメーション制作費:要お見積もり
特急料金:要お見積もり

※最低発注金額なし。

パワポデザイナー

パワポ デザイナーは株式会社エスアンドシーが運営するパワーポイント資料作成代行サービスです。

【特徴】
・営業資料、企画書、媒体資料、学会資料などあらゆる資料に作成可能。
・広告デザインのプロが資料をブラッシュアップ。
・講演会やセミナーの講師の派遣も依頼ができる。

【料金プラン】
1ページ制作費:3,800円〜
企画構成費:30,000円〜
アニメーション制作費:プレミアムプランのみ利用可
特急料金:要お見積もり

※最低発注金額なし。

バーチャルプランナー

バーチャルプランナーは株式会社ストリームラインが提供するビジネス資料作成代行サービスです。

【特徴】
・1,000部以上の豊富な実績にもとづく企画力。
・特急料金なしでお問い合わせ〜納品までスピード納品可能。
・大手企業との実績多数。

【料金プラン】
1ページ制作費:10,000円〜
企画構成費:50,000円〜
アニメーション制作費:10,000円〜
特急料金:サイト上に記載なし

※最低発注費用は200,000円からになります。

クラウドソーシングで依頼する場合

ランサーズ

ランサーズはランサーズ株式会社が運営する日本最大のクラウドソーシングサービスです。

【特徴】
・410万人のフリーランスが登録している国内NO.1のマッチングプラットフォーム。
・フリーランスの仕事の評判やクチコミをサイト上で確認できる。
・資料作成だけでなく、システム開発やライティング、デザイン業務など様々な業務を依頼できる。

【料金プラン】
1ページ制作費:2,000円〜10,000円
企画構成費:3,000円〜30,000円
アニメーション制作費:0円〜10,000円
特急料金:サイト上に記載なし

※最低発注費用0円〜。
※各フリーランスにより価格が様々。

まとめ

自分たちで資料作成を行うと時間も手間もかかるものです。

・伝えたいアイディアがあるけど資料作成スキルに自信がない
・資料が見づらいのはわかるけど、どう修正したらいいかわからない
・忙しくて資料作成に割ける時間がない

などのお悩みの際は、プロの資料作成代行サービスに依頼してみてはいかがでしょうか。

資料作成代行サービスは様々ですので、まずは料金や納期を確認し、ベストな外注先を見つけましょう。

オンラインアシスタントは、資料作成だけではなく、経理や採用、営業事務などのバックオフィス業務を全てアウトソーシングできますので、時間がなく資料作成も含めた雑務を全部丸投げしたいという方は、オンラインアシスタントを取り入れてみてはいかがでしょうか。