資料作成代行サービスの料金相場やメリット・デメリットも徹底解説!
2021.08.05
日々新しい人材を獲得していくことは非常に重要ですが、「採用業務に時間を取られてしまいコア業務をする時間が取れない」とお考えの採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、採用代行(アウトソーシング)です。
しかし、
「そもそも採用代行(アウトソーシング)って何?」
「採用代行サービスのメリット・デメリット、必要な料金はどれくらい?」
といった疑問も出てくるでしょう。
本記事では、採用代行(アウトソーシング)の必要性やメリット・デメリット、依頼できる業務内容だけではなく、おすすめ採用代行20サービスを紹介していきます。
採用業務に悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも採用代行(アウトソーシング)とは、採用活動にまつわる業務を企業の代わりに代行して行うサービスです。また、Recruitment Process Outsourcingを略してRPOとも呼ばれています。
近年、売り手市場ということもあり人材採用手法も多様化しており、限られたリソースで対応していくためには、労力とコストが必要とされます。
そのため、採用業務に問題を抱えている企業が採用代行を利用し、コア業務に専念しているのです。
採用代行が必要とされる理由は、大きく分けて以下の2つです。
①売り手市場により人材獲得が難しくなっている
②採用方法が多様化し、採用ノウハウが必要
人材を求めている企業数よりも、全体の就職者数が減少していることから、売り手市場となっています。
優秀な人材は複数の企業から内定を既に得ている可能性が高いため、人材集客だけではなく、入社するまで人材を惹きつけておく必要があります。
しかし、採用業務以外の様々な業務を抱えることによって、手が回らなくなる可能性が高いです。そのため、採用業務を外部委託することで、限られたリソースでも効率よく業務を進めていくことができます。
売り手市場を背景に、求人広告やエージェント利用など、従来の採用方法では人材の確保が難しくなっています。人材確保のためにリファラル・ダイレクトリクルーティングなど、各社様々な採用方法を取り入れています。
しかし、通常の業務に加えて新しい集客手法を実施する場合、実施するまでの効果測定や手間・工数が発生するでしょう。
そのため、採用担当者の業務対応範囲が広くなり過ぎてしまい、コア業務に時間を割けなってしまいます。そこで採用代行サービスを利用すれば、煩雑な採用業務や自社に適した最新の採用手法を導入可能です。
採用代行のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
採用代行を利用するメリットは、大きく分けて以下の3つです。
メリット1:採用のプロのノウハウを活用できる
メリット2:採用担当者が面接などのコア業務に集中できる
メリット3:採用コストが低くなる
採用代行会社は採用業務を専門として活動しているため、一般企業では持ち得ない情報やノウハウを保有しています。採用業務を採用代行のプロ依頼することで、自社で対応していた業務よりも高いクオリティ・正確な業務が期待できるでしょう。
また、新規応募者に対する対応も丁寧であり、スピーディーに対応可能です。さらに、高い専門性を活かして、自社に適した採用戦略考案にも対応しています。
自社が求める人材を最新の採用手法で集め、質の高い業務を提供してくれるでしょう。
採用代行に依頼する以前は、採用担当者が採用求人媒体の選定やスケジュール管理、合否送付などの応募者の管理を行なっていました。しかし、大量の採用業務に時間を取られてしまい、説明会の実施や面接などのコア業務に集中できていませんでした。
そこで、煩雑な採用業務を採用代行に依頼することで、コア業務へ集中可能になり、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。また、高いパフォーマンスを発揮することで、本当に自社が求めている人材の選考判断が可能になり、的確な人材確保が可能になります。
採用業務を外注することなく自社で対応する場合、様々な業務によって人材リソースや時間を消費してしまいます。また、社員は採用業務以外の仕事をこなす必要があるため、必然的に仕事量が増えてしまい、今まで存在しなかった残業代が発生します。
そのため、全体的な採用コストが高くなり、新規採用人数を減らし予算を大幅に削ってしまう可能性が高いです。しかし、採用代行に業務を委託することで、社員に無駄な業務を割り振る必要がなく、効率よく採用業務を進められます。
さらに、短期間で採用業務を進められるため、無駄なコストが発生することなく、採用コストを抑えて人材を確保できるでしょう。
採用代行を利用するデメリットは、大きく分けて以下の3つです。
デメリット1:業務委託コストが発生する
デメリット2:自社に採用ノウハウが蓄積されない
デメリット3:採用方針に相違が起こり、希望する人材とずれるリスクがある
採用代行は規模に応じて、業務委託コストが発生します。経験のある専任スタッフに依頼する場合、それなりのコストが必要とされるでしょう。
また、採用された人材がすぐに退職してしまい、自社に全く利益を与えない場合は、業務委託分のコストが無駄になってしまいます。そのため、採用代行を利用する前に、利用した場合と利用しなかった場合を比較しておきましょう。
採用代行を利用することで、優秀な人材を確保できる可能性は高まります。しかし、業務を委託していることで自社に採用ノウハウは蓄積されず、求人募集の度に採用代行に依頼する必要があります。
毎回採用代行に依頼するとなると、総合的な採用業務の支出は高まり、結果的な莫大な採用費用を支払うことになるでしょう。また、自社に求められる採用手法は年々異なるため、採用代行に外注したからといって、必ず優秀な人材が確保できるとは限りません。
そのため、全体的な採用コストを下げたいと考えるのであれば、部分的に採用業務を委託することをおすすめします。
採用代行を利用する場合、自社と採用代行の間で採用方針に相違が起こる場合があります。採用方針に相違が起こると、せっかく集めた人材も自社に適しておらず、希望する人材とずれるリスクがあるでしょう。
そのため、求人募集を始める前に採用代行業者と綿密に打ち合わせを行い、詳しい採用方針まで打ち合わせておく必要があります。また、社内常駐する採用代行業者は少ないため、常にコミュニケーションを取ることも重要です。
さらに、採用業務を完全に任せきりにするのではなく、定期的に稼働状況をこちらからも確認するようにしましょう。
採用代行に依頼できる業務内容は、大きく分けて以下2つです。
①コア業務
②ノンコア業務
コア業務は、大きく分けて以下2つに分類されます。
採用計画の立案とは、採用した人材を効果的に異動・配置する業務を指します。コンサルティングを得意としている採用代行会社であれば、事業計画の策定だけではなく、採用計画の立案まで任せられます。
また、採用計画の立案は採用業務の根幹部分であるため、コア業務と言えるでしょう。
入社希望者との面談や面接の実施や合否決めは、コア業務にあたります。採用代行に面談や面接を任せることで、全体的な採用業務工数の削減が可能となり、入社した人材の育成に力を入れられるでしょう。
しかし、合否決めまで任せる場合は、採用代行会社と採用方針を細かく打ち合わせておく必要があります。デメリット部分で紹介した通り、採用代行会社と自社との間で採用方針の相違が発生すれば、希望する人材とずれるリスクが存在します。
そのため、完全に業務を任せるのではなく、自社側でも運営確認を行うことが重要です。
ノンコア業務は、大きく分けて以下9つに分類されます。
採用代行にて、求人サイト・人材エージェント選定や打ち合わせなどの依頼も可能です。求人サイトや人材エージェントとの打ち合わせは、煩雑な業務が多く、担当とのやり取りに時間を奪われてしまいます。採用代行に依頼することで、無駄な打ち合わせを減らし、コア業務に専念できるでしょう。
しかし、人材エージェントとの打ち合わせ内容によってはコア業務に関わる可能性があるため、内容によって対応の変更が必要です。
自社に応募してきた人材の管理、スクリーニングも採用代行に任せられます。採用代行に依頼する中でも利用率の高いサービスの一つであり、自社システムへの応募者情報の入力や採用対象者かどうかの振り分けを行います。
また、スクリーニングは新卒採用など応募者数が多い際に利用されることが多く、学歴や経験に応じて機械的に振り分けることも可能です。
ダイレクトリクルーティングが一般化したことにより、DMやスカウトメールによる採用活動が増えています。問い合わせを増やすためには非常に効果的な施策になりますが、手間とコストを必要とします。
採用代行ではDMやスカウト配信の対応も可能であり、自社の手間とコストを消費することなく、応募者数を増やすことができるでしょう。
採用代行では、求人サイトへの求人票の制作も対応しています。自社情報や募集条件や給与・待遇が掲載されている求人票は、求職者が必ず確認する部分になるため、非常に重要な部分です。
そのため、採用代行に制作を任せることで、自社にとって最も効果的な求人票制作を依頼できるでしょう。
ノンコア業務には、書類選考や選考日程の調整も含まれています。新卒採用時など、大量の応募が来ると予想した場合に利用するサービスです。自社で作成したレギュレーションを元に選考・調整するため、安心して任せられるでしょう。
面接や合否判断はコア業務にあたりますが、応募者数が少ない場合や合格判断が明確に定められている場合、ノンコア業務として委託することがあります。
また、面接以前の求職者とのやり取りに関しても任せられるため、採用担当者はよりコア業務に専念できるでしょう。
多くの人材を採用する際に行う企業説明会ですが、採用代行であれば説明会の企画から開催まで依頼可能です。これまでの経験や過去の説明会映像を元に打ち合わせることで、スムーズに依頼できます。
内定した人材でも、フォローを怠ると内定辞退を申し出る可能性があります。そのため、内定後のフォローは非常に重要な部分になりますが、その頃にはコア業務で手が回らないことも多いでしょう。
採用代行であれば、内定後の人材フォロー施策の企画から実施まで依頼できるため、確実に人材を確保可能です。
売り手市場により、企業は様々な人材採用手法が求められています。その中の有効な手段として、SNSの運用が挙げられます。SNS運用を行うことで、ターゲットユーザーに対して自社情報を的確に提供可能です。
しかし、ノウハウがなく運用を諦めている企業も多いでしょう。採用代行会社ではSNS運用も対応できるため、より具体的な採用施策を展開可能です。
採用代行の料金は、大きく分けて以下の2つに分けられます。
①月額一律料金のサービス
②業務ごとに料金が発生するサービス
自社が依頼する業務工数に応じて、月額料金を算出する方法です。複数の業務をまとめて依頼する場合は、一つあたりの単価を下げて契約できます。しかし、業務ボリュームが少ない場合は、契約金額に比べて業務量が少なく感じてしまうでしょう。
依頼する業務内容と数に応じて契約金額が異なり、業務量が多くなればなるほど、契約金は高額になります。しかし、自社に必要な業務だけを依頼する場合は、金額を抑えて契約できる可能性が高いです。
また、採用代行に応じて業務ごとの料金は異なるため、依頼前に複数社に見積もりを取ることをおすすめします。
採用代行を導入するポイントは、大きく分けて以下の4つです。
①業者の規模感が自社に合っているかを確認する
②委託する業務部分をしっかり決める
③料金を明確にしてから依頼する
④進捗報告など日々のコミュニケーションをどのようにとっているか確認する
採用代行を導入する際は、業者の規模感が自社に合っているか確認しておきましょう。自社の社員数が10〜30名で採用代行を導入する際には、同程度の規模の業者を選ぶことをおすすめします。自社が小中規模に対して、採用代行業者が大きすぎると、小規模企業のノウハウがない場合や自社の希望が通らない可能性が高いです。
また、自社が毎年100名以上の新規応募者がある企業に対して、10〜30名前後の採用代行しか対応していない業者では、依頼する際に不安が残ります。
円滑に採用代行業務を進めていく上では、業者の規模感が自社に適しているのかも確認が必要でしょう。
採用代行を導入する際は、委託する業務部分を明確に定めておく必要があります。採用業務のプロでも、事前に委託する業務部分を決めておくことで、費用対効果の高い業務が期待できます。
例えば、「面接や求職者とのやり取りは必ず自社で行いたい」といったように、自社で必ず対応した業務を明確にすることで、依頼したい業務が見えてくるでしょう。また、採用代行側にも痛くできない業務が存在しているため、あらかじめ業者に確認を取ることで円滑に業務を進められます。
採用代行に依頼する際は、見積もりの料金を明確にしてから依頼しましょう。複数の業務を委託する場合、工数が多くなり見積もりが煩雑になる可能性が高いです。委託した業務の内容を理解せずに依頼してしまうと、委託後にトラブルになる可能性があります。
そのため、委託内容・料金を名確認してから依頼するようにしましょう。
採用代行に業務委託した後は、採用方針の相違をなくすためにも日々の進捗確認は欠かせません。日々のコミュニケーション手段が自社に合わない場合や要望がある場合は、事前に確認しておきましょう。
また、長期的に採用代行を活用する場合は、定期的に対面での打ち合わせを行うなど、コミュニケーション手段を定めておくと円滑に業務を進められます。
続いては、おすすめの採用代行会社を20社紹介していきます。サービスの特徴や料金内容なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴:
①応募者管理〜スカウト配信〜説明会企画まで、一部の業務から全体を通して外注可能
②月額5万円、8万円、12万円のわかりやすい料金プラン
③
契約内容:作業別で料金発生
料金プラン:最低50,000円〜
特徴:
①これまでに10,000社以上の採用業務経験があり、あらゆる企業に最適な採用手法の提案・実務代行サービスを提供
②24時間・365日業務対応を行い、90%以上のリピート率と顧客満足度を獲得
③フルカスタマイズのプランを提供、説明会や面接の代行・エントリー受付も可能
契約内容:作業別で料金発生
料金プラン:最低50,000円〜
特徴:
①打ち合わせから委託まで最短1ヶ月で支援可能
②約600体以上のロボットで大量のデータを処理できる
③15年以上の実績・年間5000件以上の採用実績あり
契約内容:作業別で料金発生
料金プラン:問い合わせ
特徴:
①採用業務全般から内定者のフォローまで対応可能
②質の高いサービスにより、リピート率96%の顧客満足度を獲得
③稼働時間あたりの料金設定のため、費用対効果が高い
契約内容:稼働時間に合わせて料金発生
料金プラン:最低月額75,000円〜
特徴:
①経験豊富なプロスタッフがチームで業務を支える
②オンラインツールを活用してスピード感のある採用活動を提供
③求人媒体の運用やダイレクトリクルーティングも可能
契約内容:月額料金制
料金プラン:最低380,000円〜
特徴:
①クリエイターに特化した採用ノウハウを提供
②求人媒体・エージェントの選定から希望の人材確保までを提供
③自社で8万人以上登録する、クリエイターデータベースを保有
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①50年以上の経験と100社以上の運営実績あり
②採用代行からコンサルティングまで、幅広いジャンルをカバー可能
③万全の体制で内定者の入社前後のフォロー
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①成果報酬型のため、確実に求める人材を確保してくれる
②採用広報の企画立案・展開まで依頼可能
③スタッフインタビューや記事作成など、コンテンツ制作に特化
契約内容:成果報酬型
料金プラン:最低250,000〜
特徴
①人材育成から労務・給与精算など、採用部分以外もサポートできる
②担当スタッフ常駐プランも展開
③運営20年の実績と年間1,100社以上の利用実績を誇る
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴:
①正社員だけではなく、パートやアルバイトの採用代行も提供
②累計7,500件以上の代行実績による、高品質で安定的なアウトソーシングを実現
③短期間で一定水準簿人材確保が可能
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①募集・応募者の選考や内定後のフォローも依頼できる
②各企業のニーズに応じたオーダーメイドプランも展開
③採用のプロが必要な業務を提供するため、スピーディーで高品質な採用業務を実現
契約内容:パッケージプランを展開
料金プラン:問い合わせ
特徴
①採用計画立案からブランディングまで依頼可能
②社内リソースに合わせて引き継ぎを行うため、スムーズに採用業務を進められる
③独自ノウハウによって、母集団形成や入社後のミスマッチを防ぐ
契約内容:月額料金制
料金プラン:最低月額200,000円〜
特徴
①自社独自のデータベースで採用業務を展開
②企業のニーズに合わせ、選考プロセスや採用方法を変更可能
③説明会や面接対応も、プロのコンサルタントが対応
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①採用企画の立案から業務フロー構築までサポート
②クライアント企業からのリピート率90%以上を誇る
③人材採用までの業務工数を削減し、生産性を向上した状態で業務を展開
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①コア業務を中心に幅広い採用業務を提供可能
②大規模な採用プロジェクトも対応できる
③人材派遣のノウハウを活かしたサービスを提供
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①独自BPOサービスによって、効率的な採用活動を提供
②採用コンサルティングや選考支援も可能
③事前の細かいヒアリング対応が特徴
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①世界39ヵ国以上にサービスを展開しているため、グローバルな採用活動が可能
②これまでの経験・ノウハウに基づいた採用施策を展開
③顧客に合わせてオーダーメイドプランを提供し、業務工数を最適化できる
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①採用後のミスマッチ防止サービスを展開
②コンサルティング型のアウトソーシングやアセスメント代行を得意としている
③メディア戦略や採用フローまで策定する
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
特徴
①マネジメントや採用アシスト機能で、企業に合わせた採用活動を提供
②採用コンサルティングによって、経営戦略や経営課題を元にした施策を策定
③求人媒体の選定から適正テスト・面接対応も可能
契約内容:問い合わせ
料金プラン:問い合わせ
以上、採用代行(アウトソーシング)の必要性やメリット・デメリット、依頼できる業務内容だけではなく、おすすめ採用代行20サービスを紹介していきました。
採用代行に業務委託することで、業務効率化を図り、コア業務に専念することができるでしょう。
採用代行に興味がある方は、ぜひ本記事で紹介している採用代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。